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ウィーンへ

今日はウィーンに発つため、朝6時に起きて朝食を済ませる。
約束の時間に現地係員のアレキサンドルさんが来てくれる事に
なっていたが、ホテルのフロントに電話があり「5分おくれます」と。
"5分ぐらい、いいのになぁ"と思うのは僕だけなのだろうか?
さすが日本企業に雇われているだけあってきちんとしている。以前、
香港に行った時なんかは、約束の時間を30分も過ぎても一向に連絡も
なく、帰りの飛行機のチェックインもあったので、こちらから
電話すると「すぐ行く、すぐ行く」と言ってすぐ電話を切られたが、
到着したのはさらに20分後。おかげで空港内をランニングできました。(汗)
オーストリア航空をバックに!
今回ウィーンまで乗る飛行機はオーストリア航空。パリ・シャルル・
ド・ゴール空港 第2ターミナルDからの出発。今回の旅行で、もう
この空港には立ち寄らないので家族用のおみやげにタバコとお酒、
自分用には絵葉書を購入し1時間の空の旅。
パリ・シャルル・ド・ゴール空港を離陸
ウィーンの空港は、入国審査もとても簡素でパスポートを見せるだけ
だった。荷物を引き取り外に出ると伊藤さんという現地係員が待って
くれていた。タクシーのドライバーさんは、りんごをまるかぶりしながら
僕らをホテルまで送ってくれた。部屋から外を見ると"たった1時間
違うだけでこれだけ建物の表情が変わるのか"と思うとびっくり。
ホテルから
しばらく休んでから近くにあったPSK BANKに行きオーストリア
シリングに換金(当時1オーストリアシリング=10円)。目の前の市電の
停留所からリング(市内中心部)に向かうため、トラムに乗ったのは
いいのだが、料金の支払い方がわからないでいると香港のバックパッカーが
助け舟を出してくれた。ちょうど「リンクまで行く」と言っていたので
短い時間だったが話をしてみると「今から香港に帰る」との事。
"無事に帰ってください"といってお互い別れた。



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リング

ひとまず"リング"という、トラムが走るところまで来たので1周乗って
みる事にした。東京の山手線、大阪の大阪環状線、みたいなもので
1周の所要時間は約30分。山手線の半分の時間だ。国立オペラ劇場から
外回りにウィーン市内を見物。現在のトラムは新型になっているらしい
(この時以降足を踏み入れていないので詳細は不明)が当時は
旧型車両が走り、車内放送の前に鳴るホラー映画に出てきそうな
鐘の音と、何を言っているのか解らないドイツ語の放送が大変
気に入ってしまった。

1周回ってきてからは、今度は自分たちの足で名所を訪ねてみる
ことに。国立オペラ劇場を出発し新王宮、向かい合って建つ2つの
博物館、自然史博物館、美術史博物館。このあたりは1つの地区に
固まっているので回りやすいだろう。
新王宮

自然史博物館

美術史博物館
[上から、新王宮、自然史博物館、美術史博物館]

もうしばらくトラムのレール沿いに歩くと、国会議事堂がある。
ここで同行しているA君に写真を撮ってもらったのだが、しっかり
指まで写っていた。(まだデジカメがなかった時代なもので…)
国会議事堂
それから更に進むとブルク劇場があったのだが、途中で面白いものを
見つけた。それはガソリンスタンド。
ガソリンスタンド
多分、日本で同じ状態で同じものを作ろうとした場合、法律的に
出来ないだろう(予測)。あまりにも簡素すぎる。でもヨーロッパでは、
こういうスタンドを結構見かけた。


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リングから商店街へ

引き続きリング(路面電車の環状線)を外回り方向に歩いていく。
すると左手にブルク劇場が現れた。
ブルク劇場
ブルク劇場の向かいには、線路を挟んでウィーン市役所がある。
ウィーン市役所

ここの面白いところは、ブルク劇場は1888年に建築されたルネサンス様式
(現在のものは、1955年に戦災のため復興された)に対し、
ウィーン市役所は1883年建築のネオゴシック様式。"どうして
同じ年代なのに建築様式が異なるのか?また向かい同士で"という
疑問が残る。

ウィーン市役所では、何かわからなかったが催しを行っていたので
中に入って少しだけ見学をした。その後ウィーン大学を通って
ヴェートーベン記念館に。しかし残念なことに休館中だった。近くには
ショッテン教会があったが、ヨーロッパの冬の日暮れは早く、もう
このころにはどっぷり日が沈んでいた。すると遠くの方から明かりが
見えてきたので、そちらの方に進んでいくと、にぎやかな通りに
出てきた。
コールマルクト
地図で確かめるとコールマルクトという商店街。ウィーンに来て初めて
にぎやかな所に足を踏み入れたので、ウィンドーショッピング。
またしてもCDを大量に買ってしまった。

この日の夕食は、同行のA君の希望で"ツヴェルフ・アポステルケラー"という
ワインケラーに。店内はワイン倉庫を改造したつくりで結構混んでいた。
残念ながら僕は超がつくぐらい甘党。ワインは飲めないが、お酒の
あては大好き。そこで注文したものが、生ハム、牛タンの
ホースラディッシュ添え、ウィンナーとスープを注文。やはり
お酒のあてだけあって、ちょっと塩辛かったが、特に今回初めて
口にした"ホースラディッシュ"は生姜みたいな味(それよりきつい)
がして、とても食べられなかった。でも、お店の人はとても親切に
してもらったので、食後一緒に記念撮影をしてホテルに戻った。



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シェーンブルン宮殿へ

ウィーン最初の朝は7時に起床。今日はまずU-Bahn(地下鉄)に乗って
シェーンブルン宮殿に向かう。ホテルの前の通りを走る路面電車で
カールスプラッツまで行き、その後地下鉄に乗り換える。カールス
プラッツは国立オペラ座(スタッツオパー)の最寄り駅でウィーンで
一番の目抜き通りでもあるケルントナー通りの南の端に位置する。
天気のほうは相変わらずどんよりしていて、最寄の駅に着いた頃には、
今にも雨がこぼれそうだった。宮殿前に着くと写真を撮って宮殿内の
ガイドツアーに参加。
シェーンブルン宮殿
出発は10時。言語は英語を選択した。と言うか、せざるを得なかった。
約1時間後ガイドツアーが終了し、外に出ると雨がポツポツ。2人とも
傘を持っていなかったのでU-BahnのHietzing駅に避難し、雨が本格的に
降られると、困るのもあってカールスプラッツに戻りお昼をとる
ことにした。途中、この日記を書くために文房具屋さんに立ち寄り、
ボールペンとノートを何気なく買ったのだが税金の高さに非常に
びっくりした。記憶が確かではないが約20%近くだったかも・・・。
それもDa Vinci(ダビンチ)のノートを買い、Da Vinciという
レストランでボンゴレを食べながらレシートを見て気づいた(笑)。



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オペラを観る

昼食後、少し眠くなったのと、今夜オペラを見るため正装する必要もあり、
一度ホテルに戻る。ホテルの近くの路面電車の駅のすぐそばに、小さな
スーパーマーケットがある。外国のスーパーマーケットってすごく楽しい。
特にその国ならではの物を見つけたときは、うれしさと、また中が
見えない時は文字だけで判別、"これは一体何なのだろう"と好奇心が
そそられる。それに加え、安さと荷物のかさばらなさを考えると、友達への
おみやげにはもってこいの場所となる。そのスーパーで少しだけ
買い物をしてからホテルで昼寝。2時間ぐらい寝ただろうか。少し眠い目を
こすりながらオペラに行く支度をして、路面電車でスタッツオパー
(国立オペラ座)に。
スタッツオパーの前で
[正装前に立寄った時の写真]

今回このオペラの観劇は同行のA君の昔からの希望。僕はあんまり興味が
なかったので、演目の詳細や座席など全然知らされていなかった。
中に入り席を案内されてびっくり! な、な、なんと僕らが座った席は
2階正面のプレジデントシートと言って「つい数日前もイタリアの要人が
ここに来られて、オペラを見ていかれた」と座席係の紳士に教えてもらった。

上演されたのは「ホフマン物語」(Les Contes d'Hoffmann)。このときは、
話の内容が良くわからなかったが4時間あっ!という間。幕間には
ロビーに出てA君はシャンパンを、僕はアルコールがだめなのでコーヒーを
飲んでくつろぎ、ちょっとした社交界デビュー?演劇が終了しても観客全員が
興奮さめやまず、出演者は何度もカーテンコールに応じてくれた。

ホテルへの帰り道、ちょっとお腹がすいたのでマクドナルドに寄りBIG MACと
FISH MAC(フィレオフィッシュ)を食べて、帰りに店員が"THANK YOU"と
言ってくれたので僕は"DANKE(ダンケ)"と言うと、夜も遅くお客も
少なかったこともあってスタッフはみんな笑っていた。

店を出てからケルントナー通りを少し歩いてホテルに帰る。

ちなみに、ホフマン物語とは…
主人公ホフマンが、歌う人形のオランピア、瀕死の歌姫アントーニア、
ヴェネツィアの娼婦ジュリエッタと次々に恋に落ちるが何れも破綻するという
内容。未完のまま作曲家が死去したこともあって数多くの版があり、
謎の多い作品とされている。通常第4幕で演奏されることが多い、
ジュリエッタとの恋の場面で歌われる「ホフマンの舟歌」が有名。
(wikipediaより)



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音が出ます。ご注意ください。
パリ・モンパルナス駅
発車アナウンス
毎回違う音が出ます。
プロフィール

B7機長

Author:B7機長
ラジオのディレクター、
自動車学校の教官・・など
変わった経験を持つ、
(Parisにも留学してました)
お気楽な30代。旅行に行くために
仕事?をしてま~す。
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